2010年04月04日

消えた年金のA級戦犯。


2010/4/4 10:00
(日刊ゲンダイ2010年4月1日掲載)

●こんな男を何度も理事にした選考委は正体をさらせ!
 長妻昭厚労相(49)が、厚労官僚OBの天下り人事をハネ返した。
 1日付で、独立行政法人「福祉医療機構」の総括理事から更迭されたのは元社保庁運営部長の青柳親房氏(56)。

自公政権下で年金問題をめぐって、野党時代の長妻大臣と国会で対決
した“宿敵”だ。
 青柳氏の更迭について厚労官僚たちは「大臣の個人的な逆恨み」なんて言っているが、バカバカしい。

天下りした経緯や、青柳氏の経歴を見れば更迭は当然。
なぜ、機構側がこんな人物の起用にこだわったのか、そっちの方にクビをかしげたくなる。
 青柳氏が厚労省を退官し、総括理事に再就職したのは昨年7月のと。政権交代直前の駆け込み天下りだった。
この人事に長妻は、大臣就任初日にいきなり「NO」を突きつけた。

「省内に『天下り凍結』を指示し、青柳氏の就任はタナ上げ。
機構の総括理事ポストも公募されることになったのです。
ところが、昨年12月に機構側は有識者による選考委員会を開いて、4人の最終候補から再び青柳氏を選出した。当然、長妻大臣は認めず再公募となりましたが、今月になって機構の選考委は6人の最終候補の中から三たび青柳氏を提案してきたのです」(厚労省関係者)

 完全に長妻大臣への嫌がらせだ。業を煮やした長妻大臣は「それなら、直談判だ」と異例の面接に踏み切ったが、機構改革の意欲をただしても、青柳氏は「厚労省の関係部局と協議して」などと“官僚答弁”
に終始。

結局、長妻は続投拒否を決めて、総括理事ポストは削減された。
お払い箱となった青柳氏には規定通りの退職金が支払われるという。

「社保庁ナンバー2の運営部長時代の青柳氏は、宙に浮いた年金記録が5000万件にも及ぶことを把握しながら、当時の安倍首相に1年近く情報を上げなかった“A級戦犯”のひとり。
記録漏れを認めた後も対応は後手後手に回り、国民の怒りを増幅させた。

結局、07年の参院選での自民惨敗後、一連の混乱を招いた引責人事で、厚労省の九州厚生局長に“左遷”されました」(厚労省関係者)
 こんなボンクラOBを2度にわたって理事に推した選考委の見識を疑うが、福祉医療機構は選考委の構成について「大学教授4人」と答えるのみ。

氏名や所属大学などの公表は一切、拒んでいる。奇怪な話だ。
本当に選考委なんて存在するのか! 
長妻大臣は詳細を国会で公表した方がいい。

つづく。





posted by コスモ at 23:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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