@ http://oka-jp.seesaa.net/article/170993263.html
A http://www.y-asakawa.com/Message2010-2/10-message87.htm
B http://www.y-asakawa.com/Message2010-1/10-message32.htm
動画↓
http://quasimoto.exblog.jp/12694019/
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ミニ小説「ホロコースト口封じ」 |
By richardkoshimizu |
1994年年末。クリスマス気分で華やぐニューヨークの街。 「そうか、そのインチキライターには、一生遊んで暮らせる金を出してやれ。それから、廃刊後は、『不完全な記事を書いた中途半端なジャーナリスト』を演じさせろ。 この文章はあくまでも小説であり、実在の創価学会や統一教会や文芸春秋やマルコポーロなどとは一切関係がございましぇん。 |
知恵袋でパレスチナの関する質疑がありましたので回答してみました。
参考までに一読ください。↓
納得いく回答にはならないかもしれませんがお許しください。
パレスチナ問題の根本的な原因から行きましょう。
イスラエルと言えばユダヤ人と思いますね。
さて、ユダヤ人とは何でしょう?
@アシュケナージとAスファラディと2つのユダヤが存在しています。
古代イスラエル人は私たち日本人と同じアジア人です。
アメリカにいる多くのユダヤ人といわれる人たちをみてどのように思いますか?
白人ですよね。
現在「ユダヤ人」の定義というのは血統や、血族、民族を意味するのではなく、ユダヤ教徒を意味しています。
(が、しかしこれは@のユダヤ人の陰謀なのです。)オバマももちろんユダヤ人です。
古代イスラエルからの民族的な意味でのユダヤ人はAスファラディと言われるユダヤ人です。
@のユダヤ人は11世紀ころ蒙古によって滅んだカザール帝国の末裔で、いわゆる偽ユダヤと言われる人たちです。
現在中央アジアにカザフスタンという国がありますが、ここがかつてのカザール帝国のなごりをとどめています。
イスラエルの地とは縁もゆかりもない人たちなのです。
1948年にイスラエルが建国されましたが、それは偽ユダヤのユダヤ国家なのです。
たとえばあなたの家にある日突然、機関銃を持ったやつがやってきて、「こら、おまえら!ここはな2000年前に我らの祖先が住んどったとこじゃ、どけや!」と言って、どかどか入ってこられたらどうですか?
しかも、確かに2000年前誰かが住んでいたのは間違えないけれど、その人たちとは縁もゆかりもない人が、「そこに住んどったのはおれや!」と言っていたとしたらどうします?
まさにパレスチナ問題とはそういう事なのです。
住んでる人を追い出しておいて、実は全くの他人。
日本的に表現すると「かたり」と呼ばれる詐欺行為です。
さて、ではなぜ世界はそれを容認したかですが、表向き第二次世界大戦で600万人もの@のユダヤ人がホロコーストにあったと歴史はねつ造されました。
話がややこしくなるので、ここではねつ造された歴史を事実と仮定してお話を進めます。
「私たちはドイツによって600万もの同胞を殺された。」と世界中の同情を買いました。
そういう意味ではヒトラーは現代イスラエルの建国の父といってもよいでしょう。
また、聖書に「いずれイスラエルは建国される。イスラエルを祝福するものには祝福され、祝福しないものは祝福されない」といった内容のくだりがあるのですが、この言葉に従って世界中のキリスト教徒はもろ手を挙げて祝福したのです。
また、もう一つの社会的背景として、世界の中心をユダヤ人が掌握していたという事が大きな理由でしょう。
イギリスもアメリカも今ほどではないにしても、首相、大統領、側近たちはユダヤ人でした。
ソビエトのスターリンもトロッキィもマルクスもユダヤ人です。
ソビエト建国時、ロシア新政府の人民委員会の構成をみると、384名中黒人2名、ロシア人13名、中国人15名、アメリカ人22名、他はユダヤ人で構成されており、そのユダヤ人のうち、264名は帝国政府崩壊後アメリカからロシアに渡ってきたユダヤ人という記録が残っています。
このように世界の中枢をユダヤが独占している訳ですから、当然と言えば当然の結果としか言いようがありません。
ドイツによるホロコーストに関しては、これが史実という事がイスラエル建国の重要なポイントになっていますから、あったとかなかったとか論議する事自体、世界のタブーなのです。
正面切ってこれに触れたのはイランのアフマデネジャロだけでしょう。
「ホロコーストはあったかもしれないし、なかったかもしれない。しかし多分なかっただろう。」
ホロコーストが無かったという証拠はたくさんありますが、あったという証拠はありません。
論ずることさえ禁じられ、ドイツではこれに触れると懲役5年、隣国オーストリアでは懲役3年。
良く考えてみてください。
600万人を4年で殺戮すると1年間に150万人。
年中無休で殺戮し続けても1日4100人も死んでいる事になります。
日本以上に石油なないドイツで、血の一滴の石油を遺体処理に使いますか?
来る日も来る日も4100人づつですよ。
しかも毒ガスで?
頭おかしいんじゃないですか?
殺戮したあと一体誰がガスを抜いて、毒ガスにまみれた遺体をどうやって処理するんですか?
来る日も来る日も4100人も。
年中無休でですか?
あの質実剛健で合理的なドイツ人がそんな事しますか?
煙突のあるガス室の写真を観た事がありますか?
あの建物は戦前は煙突がありませんでした。
戦後、史実をねつ造するために作られました。
ヒトラーのおじいさんはソロモン・ロスチャイルドと言われています。
ユダヤの頂点ロスチャイルド家直系の孫に当たります。
話は途中ですが字数が限界です。
では。
回答はここで終わっていますが、少し続きをお話しさせてください。
スターリンはエドモンド・ロスチャイルドの隠し子ではないかとささやかれています。
そういえば、クリントンはウィンスロップ・ロックフェラー(デビットの上の兄)の隠し子でしたね。
流浪の民族が国を持ちたいという願望は確かにあるでしょう。
しかし彼らは金融ユダヤ人として世界中で成功していました。
わざわざ「国」という有形のものが必要だったのでしょうか?
ないよりは有った方がいいのは当たり前の事ですが、建国にこだわった理由は「聖書」にあるでしょう。
「イスラエルは再び建国される。」「ヨーロッパが一つになる。」「最終戦争。」「イエス再臨。」
この気違いじみた盲信こそがイスラエルを建国に満ちいびいた原動力でしょう。
イエス=救世主(キリストの事ではなく)はキリスト教徒もユダヤ教徒もイスラム教徒も待ち望んでいるのです。
そして今ここ極東において、その口火となるかもしれない危機が訪れている。
アメリカはかなり焦っているのでしょう。
やり口がだんだん露骨になってきています。
韓国がどこまで我慢できるかが一つの焦点となるでしょう。
つづく。
一市民が斬るより転載いたしました。
虚構の検察審査会について詳しく述べられています。
少し長くなりますが、頑張って一読ください。
http://civilopinions.main.jp/
そこで、一市民Tの推論の中で、大事なポイントをもう一度詳しく説明したい。
<検察・検察審査会事務局がもくろんだ小沢獲りの完全犯罪ストーリー>
手立て1
第5検察審査会事務局は、09年11月100人の群から6人、10年2月100人の群から5人の審査員選出に際し、小沢嫌いの11人を作為的に選んだ。
手立て2
検察は、正体不明の市民団体等を焚きつけ、小沢氏を不起訴処分とした検察を告発させた。そして、第5検察審査会宛に申し立て書を出させた。(複数の申し立て書が出されたそうだ)
手立て3
第5検察審査会事務局は、検察の意を受けて動く米沢弁護士を審査補助員に選んだ。
(上記の手立てを実行した結果、11人全員「起訴相当」の議決を下した)
手立て4
10年5月は、審査員6人の選出を行わない。
2月就任の審査員には、「後任の審査補助員が決まらないので、審査会はしばらくない。」と伝える。(5〜7月はおそらく一回も開いてないと思う)
「後任の審査補助員が決まらないので、議決は10月になる。新しい審査員で審査することになる。」とメディアにリーク。
手立て5
10年8月は、審査員5人の選出を行わない。
(これで幽霊審査会が出来上がる)
手立て6
10月に、架空の議決をして発表する。
事務局と審査補助員が議決文を創作し、公表する。
<世の中、悪いことをし続けるとどこかでボロを出す>
官僚、検察、メディアは、なんとしても小沢氏を失脚させたかったのだろう。
検察審査会事務局は、「菅政権、官僚、検察、メディアという強い味方が付いている」「国民も信用している」「自分達には調査や捜査が及ばない」「絶対にばれることがない」と確信し、世紀の大犯罪を実行したと思う。
<大失策その1: 代表選の前に議決するストーリーに変更したこと>
菅政権の失政で、代表選が行われることになった。
菅政権サイド(仙石大臣?)は、「小沢氏勝利の場合に備え、小沢氏へのレッドカードがほしい。強制起訴議決を用意しておいてほしい」と頼んだのだろう。
検察審査会事務局は頼みを断りきれず、議決文を用意して待ったが、幸か不幸か、レッドカードは使わなくて済んだ。
しかし、議決を9月14日付にしてしまったため、早く公表しなければならない。
また、10月議決予定より早く議決してしまった言い訳が必要になってしまった。
10月6日読売新聞記事
『 東京第5検察審査会が小沢氏を「起訴すべきだ」と議決するまでの経緯が、審査会関係者の話で明らかになった。
関係者によると、11人の審査員たちは、お盆休みのある8月中は隔週でしか集まれなかったが、9月に入ってからは、平日に頻繁に集まり審査を行った。
9月上旬には、「起訴議決」を出す場合に義務付けられている検察官の意見聴取を行った。
意見聴取では、東京地検特捜部の斎藤隆博副部長が1時間以上にわたって説明。斎藤副部長は「元秘書らの供述だけでは、小沢氏と元秘書らとの共謀の成立を認めるのは難しい。
有罪を取るには、慎重に証拠を検討することが必要です」などと、審査員らに訴えたという。
審査員に法律的な助言をする審査補助員を務めた吉田繁実弁護士は、暴力団内部の共謀の成否が争点となった判例や、犯罪の実行行為者でなくても謀議 に参加すれば共犯として有罪になるなどと認定した1958年の最高裁大法廷判決を審査員に示し、「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」と説明した。
起訴議決が出たのは、民主党代表選当日の9月14日。
第5審査会の定例の審査日は毎週火曜日で、この日は偶然、審査日にあたっていた。
ただ、この日に議決を出すことが予定されていたわけではなく、議長役を務める審査会長が審査中に「議決を取りますか。それとも先に延ばしますか」と提案したところ、審査員らから「議論は煮詰まった」との声が上がり、議決を出すことになった
議決の後、「こんな日になっちゃったね」と漏らす審査員もいたという。多数決の結果、起訴議決が出たのは午後3時頃。代表選で開票の結果、小沢氏の落選が決まったのは、その約30分後だった。 』
一市民Tは全文嘘だと直感した。
吉田審査補助員が就任したのが9月7日と言っているので、14日までの平日審議日は4日しかない。
元々10月末までに議決すると言っていた話だ。審査員に、急に出席をお願いしても、不審に思われるだろうし、急には集まれないだろう。
この間で、斎藤特捜副部長が1時間の説明をしたという。
たった1時間で、60人の検察官が長期に亘って捜査した内容を、素人の審査員が理解できるはずがない。理解せずして、議論などできない。ましてや、捜査に問題があるので「起訴相当」などという結論には及ばない。
では何故、審査会関係者は全文嘘の内容をリークできたのか。
その謎解きは簡単。
当事者のはずの審査員が存在しないからだ。
クレームを言ったり、嘘を追及する人がいないから、とびっきりの嘘がつけるのだ。
長瀬第一検察審査会事務局長はこのことでも嘘を重ねた。
一市民Tが「読売新聞に書かれていることは、とても無理なスケジュールですね。」と尋ねると、彼は「(読売に書いてあるようなことは)公表していない。」と逃げを打ってきた。
新聞を利用した嘘リークをやったくせに、都合が悪くなると、「そのようなことを言った覚えがない」とは呆れる。
読売に、「検察審査会関係者とは誰のことですか?どのような裏を取っての報道ですか?」と追及すると面白い。もちろん、読売は嘘情報だと気づいていての掲載だろう。
読売はとんでもないメディアだ。
検察と時の政権が、持ちつ持たれつの関係であることを匂わせている。
<大失策その2:とんでもなく若い平均年齢30.91歳を公表してしまった>
審査員が実在しないのだから、平均年齢を出しようがない。
局員は、とんでもなく若い平均年令30.91歳を公表してしまった。
致命的な失策だ。
第1回目は34.27歳という平均年齢が出したが、若すぎるなどの疑いをもたれなかった。
むしろ、若い層ほど小沢氏に反感を持っていると読んだのだろう。
1回目は、選択的とはいえ、34.27歳というのは実際に存在する平均年齢だった。確率的にはありえない年令などとは考えていなかったのだろう。
彼は、多くの抗議を受けて慌ててしまった。37歳の人を足し忘れたなど、辻褄あわない報告をしてしまい、自らさらに深みに入ってしまった。
その後のどたばた振りは、10月19日のブログに書いた通りだ。
<なんとしても真実が知りたい。事実を明かすべきだ>
一市民Tは自分の推論に間違いないと確信している。
この推論でしか説明がつかないことばかりが発生しているからだ。
しかし、現在のところその証拠を掴めていない。
違法でない審査員選出と、違法でない審議で議決されて、初めて強制起訴ができるはずだ。
まったくおかしな話だが、法務大臣、刑事部長、当事者は、情報公開請求を拒んでいる。
なんと情けない人達だろう。
彼らは、検察、検察審査会事務局とグルだといわれてもしょうがない。
法務大臣、刑事部長、当事者は、本当のことを言わないと思う。現在の権力者達はそれを言わさないよう圧力をかけるだろう。
ときどき登場するニコラ・テスラについて、新しい資料を手に入れましたので掲載いたします。
1915年、今から95年前の話です。
彼は、地球の自転のエネルギーを使って無尽蔵にエネルギーを取り出す事に成功しました。
鬼才ニコラ・テスラがニューヨークタイムズに自ら寄稿した原稿があります。
電線エネルギーを電線を使わずに送り、遠隔地において破壊的効果をもたらすという技術は完全に実行できる。
私自身すでに電線を全く使わない送電線を発明している。
最近許諾された1197325で使用される送電線を(有線でない送電線)を用いれば我々は望むところの電気エネルギー望む場所に送る事が出来る。
その用途は無限といってよいだろう。
その言葉を言いかえればそれは平和的にも軍事的にも利用が可能だ。
改めて彼の都市伝説を振り返ってみましょう。
■フィラデルフィア実験■
1943年、第二次世界大戦のさなか、アメリカのフィラデルフィアで驚くべき実験が行われた。アメリカ海軍が行ったこの実験の目的は、軍艦をレーダーから見えなくするというものであった。
むろん、これだけなら、驚くにあたらない。
現代でも、ステルス技術は存在する。
レーダーから放射された電波を吸収してしまえば、電波が反射しないため、レーダーではキャッチできない。
つまり、レーダーでは不可視となる。
ところが、フィラデルフィア実験では、軍艦はレーダーから消えたのではなく、人間の目から消えたのである。
実験台となった軍艦エルドリッジは、いったん消滅し、数百マイル離れたノーフォークに突然現れ、再びフィラデルフィアに現れた。
つまり、ワープしたのである。
話はこれにとどまらない。
還ってきた軍艦エルドリッジの中では、異常な事態が発生していた。
乗組員の身体が、甲板や壁にめり込んでいたというのだ。
1つの空間に2つの物体が共存する異常世界である。
これは、かなり有名なネタで、しかも面白いため、SF映画の格好の題材となった。
しっかり映画化され、続編までつくられている。
映画のほうもネタ同様、なかなか面白く、一見の価値あり、である。
この話は自分で見聞きしたわけではないので、真偽のほどはわからない。
それでも、一般常識から次のようなことは言える。
この実験のように空間を歪曲させるためには、とてつもない重力が必要になる。
例えば、太陽系最大の重力をもつ太陽の近傍でさえ、ほんのわずかしか空間は曲がらない。ましてや、先の実験のように、空間をアメのようにひん曲げるには、太陽サイズの物体がいくつあっても足りないのではないか?。
だいたい、そんな技術をアメリカが所有していたとすれば、原子爆弾などというチャチな兵器は不要だったはずだ。
空間を割って!物体を移動できるのである。
世界の戦術を一変させる地球スケールの超弩級兵器だ。
広島と長崎に投下された原子爆弾の製造プロジェクト『マンハッタン計画』など、歴史年表から消えていたに違いない。
この実験が行われたと言われる1943年は彼が亡くなった年でもあり、この時点で当局が、研究資料の全てを手にしていた訳ではないでしょうから、実用化までには至らなかったともいえる。
■マッド サイエンティスト■
そして、この不名誉な実験に登場するのが、電気技師ニコラ テスラである。
空間をひん曲げるために、テスラが発明したテスラ コイルが使われたというのだ。
確かに、テスラ コイルは実在する装置だが、電圧を変換するためのもので、物質転送の助けになるとは思えない。
ところが、『テスラ コイル』という言葉には、不思議なカリスマがあり、怪ししい分野で形を変え登場する。
1950年代には、ニコラ テスラのもとで働いていたと称する発明家が、画期的な航空機を発明したと発表した。
空飛ぶ円盤の原理で飛ぶのだという。
動力は、UFOでおなじみの重力場推進。
予定では、地球の重力圏を瞬間に離脱、宇宙に飛び出すはずだったが、成功したというニュースは今も聞かない。
さらにテスラが関わったとされる装置を列挙すると、人工地震兵器、殺人光線、気象兵器、反重力装置。かくして、テスラは歴史上最大のマッド サイエンティストに祭り上げられたのである。
■ニコラ テスラの偉業■
ニコラ テスラは、1856年7月にクロアチアに生まれた。
大学で電気工学を学んだ後、パリで働く。その後、アメリカにわたり、エジソンの会社で働くが、意見が対立し退社している。
原因は、送電方式の対立にあったと言われた。
電力を送る方法には、直流方式と交流方式がりますが、エジソンは直流方式を、テスラは交流方式を主張した。
それぞれ、メリット、デメリットがあるが、現在、世界で使われているのは交流方式である。
つまり、現時点では、テスラが正しく、エジソンは間違っていたことになる。
ニコラ テスラは、マッド サイエンティストなどではなく、真面目で優れた発明家であった。1888年には交流発電機と交流電動機(交流モーター)を発明している。
世界を変えた歴史的な発明だが、知名度は限りなくゼロに近い。
エジソンの白熱電灯のほうがよほど有名だ。
白熱電灯などすでに過去の技術だが、交流モーターは、今でも使われている。
しかも、白熱電灯と交流モーターでは技術のレベルがまるで違う。
にもかかわらず、エジソンの知名度がテスラの1000倍!一体どうなっているの?
なんでなの?
テスラはたんに、歴史を味方につけることができなかった?
いや違う、テスラの発明は軍事利用が大いに期待されたため、表に出る事を嫌った当局が世間に知られぬように封印したのとちがう?
1899年、標高2000mにある町コロラドスプリングズで、ニコラ テスラをマッド サイエンティストならしめた歴史的実験が始まった。
実験が行われたワーデンクリフ研究所の中央には、高さ60mのポールがそびえ立ち、先端には不気味な金属球が輝いていた。
研究所の中では、異様さはさらに拍車をかけた。
巨大なコイル、コンデンサ、無数の配線が血管のように張り巡らされている。
むろん、テスラの十八番『テスラ コイル』もある。まさに、マニアが泣いて喜ぶマッド サイエンティストの世界だったでしょう。
ここで、テスラが目指したのは『世界システム』とよばれる装置だった。
情報とエネルギーを無線で世界中に送るという地球スケールの超技術である。
もちろん、このシステムで、テスラ コイルは大活躍するはずであった。
ところが、この壮大な実験は、莫大な資金を食いつぶしたあげく、とん挫する。
つまり、失敗したのである。
ちがう、資金をロックフェラーが引き上げたんじゃない?
そんなすごい物を発明されたら、石油メジャーが困るでしょう。
石油メジャーって、誰ですか?
ロックフェラーその人。
■ニコラ テスラの晩年■
ニコラ テスラには生涯2人の偉大なライバルがいた。
一人は送電方式で争ったエジソン。
エジソンは、1300もの発明をなしとげ、歴史上最大の発明家として名を残した。
もう一人のライバルは、無線通信で争ったイタリアのマルコーニ。
テスラとの戦いで勝利したマルコーニは、無線電信装置の発明者として名声を得、ノーベル物理学賞まで受賞する。
テスラのこの2人のライバルは、世界を変えた発明家として、歴史にその名が刻まれている。
一方、テスラは、この種の名声には無縁だった。
かわりに得た名声が、マッド サイエンティストだった。
それでも一つ、ささやかな名を残すことはできた。磁場の強さを表す国際単位に『テスラ』が採用されたのだ。
テスラが陽の当たる世界で得たたった一つの名声であった。
テスラは、ハンサムで190cmを超える長身だったが、生涯独身で、晩年は一人でホテル住まいをつづけた。
そして、1943年1月8日の早朝、家政婦によってテスラの死が確認される。
97年の人生であった。ところが、テスラが死んだ後、奇妙な噂が流れた。
死体が運び出された直後、FBI捜査官がテスラの部屋を物色し、テスラが発明した超兵器の資料を没収したというのだ。
こうして、偉大な電気工学者ニコラ テスラは、死してなお、マッド サイエンティストとして君臨するのである。
つづく。