2011年06月14日
浜岡原発。
既に周知の通り浜岡原発は、およそ2年程度稼働を停止する事になっています。
菅総理のたった一つの偉業とでも言うべきでしょうか。
といっても、菅総理が自分地震で発案した訳ではない。
次に狙われるのが浜岡原発である事を知っている、日本の支配層からの指示である事は間違えないだろう。
そもそも、この地震列島とも言うべき日本には原発など造ってはいけなかった。
既に50か所を超える原発施設が存在する。
しかも、原発の存在そのものが時限爆弾の役目をしている事は今回の福島原発でよくお分かりになったと思う。
まさしく気違い沙汰というか気が狂っているというべきか。
なのに、なぜ?
原発は儲かる・・・のだ。
誰が?
かかわった政治家が。
それ、だれ?
中曽根。
中曽根康弘は若かりし頃から原子力委員会の委員長を務め、読売の創始者、正力とタッグを組み日本の原発を引っ張ってきた。
そして正力のバックにはアメリカがいる。
何度も言ってきているように正力はA級戦犯として巣鴨の拘置所から出てくる際、CIAに魂を売った男だ。
政治家に入るディベートは建設資金の3パーセントといわれている。
5000億円の工事であれば150億もの金が懐に転がって来る。
黄門様、渡部恒三も然りである。
なにが黄門様だ。黄門さまが聞いてあきれる。
そして今現、原子力委員会の委員長は参議院にいる中曽根の息子である。
こうして金になる利権は脈々と受け継がれ、利益が還流されていく。
そしてまた、いわゆる原子力村では、口封じとして多額の金銭がばらまかれている。
たとえば、福島の漁民には1件に付き4〜5千万円が支払われ、農民には「炉の清掃」という仕事が農閑期に支給され1日の日給が40万円という、破格の日当が支払われている。
だから、東電に対して文句は言わない。
じっと口を塞いでいる。
原発ではおよそ350回の事故が起きていると言われている。
でも、誰も何も言わない。
報道もされない。
原発にはタブーがいっぱいである。
いま、声を出している人たちは、まさしく御相伴にあずかれなかった人たちだ。
地元にこれだけ高額な補償?をしなければならないという事自体、原発がいかに危険か白状しているも同然だ。
しかし、多くの人が気が付き始めているように、今回の原発事故で、世界は変わり始めている。
ドイツはあと数年で原発を全て停止すると発表したし、昨夜のニュースでは、イタリアも廃止の方向に動いている。
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